“触覚を物体の中に潜りこませることが出来る”高校生・瀬畑明珠。旅行中トンネル事故に遭遇し、その能力を使って救助を呼ぶことに成功するが、バスの同乗者・新留紗織に能力者であることを見抜かれてしまう。新留は明珠の持つ能力を病気の一種“感覚拡大症”として研究する特殊機関「時任病院・第八号棟」の医師だった。自分の能力に隠された真実と、症状に苦しむ患者たちの存在を知った明珠は、その施設で八年もの間、外との接触を断って過ごす少女・梓に出会い―。繋がりを求めて能力を得た少年と、能力を持つが故に隠れた少女。不器用な二人のハート・コンタクト・ストーリー。
(「BOOK」データベースより)